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接し方のヒント INDEX

人との接し方のコツや状況を変える手段を紹介します。

NO,012 自分の考えが理解されないのはなぜか その3
NO,013 不安感と無力感について
NO,014 可能性と現実性の間
NO,015 不幸な人と成長する人
NO,016 今の自分を作っているのは誰か
NO,017 他人を評価する怖さ
NO,018 他人を責めるばかりの人
NO,019 未熟な発言の多い人
NO,020 人の気持ちを考えない人
NO,021 比較の動機 −−あなたの価値観はどこにありますか−−






NO,012 自分の考えが理解されないのはなぜか その3


懐疑的に思っている商品より、自信のある商品の方が売れる、とか、
自分が信じていないのに、他人を信じさせる事は難しい、という事
は分かりやすい事だし、どこでも聞かれる話です。

では、信じている事なのに理解してもらえないのはなぜでしょうか。

自分ではなかなか気づかない事ですが、狂信的になっているからだ
と思います。つまり、あなたがヒステリックな状態になっているの
で、相手は煩わしく思ったり、ある意味恐かったりする為、自分を
守る状態
になっているのです。どういうことかというと、思考をガ
ードされ理解されないという仕組みです。

ヒステリックになっている人には近づきたくありませんし、そのよ
うな状態の人の話を、きちんと聞くのは難しいことですよね。

実際問題として、狂信的になっている時はどんな事を言っても伝わ
らないし、自覚がある場合は狂信的境地から脱しているわけですが、
あえて言うなら、ちょっと客観的になってみませんか?の一言に
尽きます。

それでも、自分は狂信的になっていない、それなのに理解してもら
えないという人には、ひとつ足りないモノがあるのだと思います。

それは迫力です。他人にとやかく言われない位の勢いがないのです。
何事にも恐れる事なく、驀進(ばくしん)して下さい。

補足:狂信
狂信とは無批判に信じる事。聞き手は偏った意見には素直に賛成で
きないものです。そこで長所ばかりでなく短所も合わせて伝える事
であなたの説得力はグッと増します。






NO,013 不安感と無力感について


自分については否定的情報にとらわれるのに、他人については肯定
的情報を掴み、比べていませんか?

その結果、悩んだり落ち込んだりするのは当然の事ですよね。得手
不得手とはその人の個性ですし、わざわざ苦手な事柄で勝負する
必要は全くない
のです。

そもそもそのような視点で他人と比べるという行為自体、価値の低
い事だと私は考えます。

恐いと思うのは、他人を自分より上か下かだけで判断する人間にな
りかねない事です。いつだって気が休まらないし、満たされません。

それはとても不幸な事だとは思いませんか?

競争する事によってお互い成長するというのは、実際は稀なケース
ではないでしょうか。

その人達が好きな事かつ自信のある事で邁進している、よっぽどの
人達
でないと無理があるように思えます。

その域まで達していないなら、他人と比べるのではなくて、自分の
立てた目標の自分
と比べ頑張ってみるのが価値のある事です。

それこそとても厳しい事ではありますが。






NO,014 可能性と現実性の間


ある人にとって、本当のところは好きな事をやっているだけなのに、
得意な事をやっているように見え、一方、自分には何もないと思っ
てしまう。

こんな所にいてはだめだ、何か探さなきゃ、と、遠くばかりを見て
自分の足元には目もくれない。

いや、"灯台下暗し"という言葉の通り、なかなか見える事ではない
のかもしれません。

どんなに小さな才能でも自分自身の才能を発見した人は不安を逃れ
る。実際その人が発見出来ているかどうかは別として、他者にはそ
う見えます。

そしてますます自分を観察する事を忘れます。どんなに大きな才能
でも、それを発見できなければ不安は解消されません。

才能というと何か特別な事をと思いがちですが、そんな事ばかりを
才能という訳ではありません。

やり遂げる事が出来る何かを持っていれば、それが自分の才能なの
です。

やり遂げる事が出来る何かが、全くないという事はないはずです。
少ないという事はあるかもしれませんが。

でも少なくてもあるという事が分かれば、それを強化する事が出来
ます。そのうち間違いなくここから脱出している事でしょう。






NO,015 不幸な人と成長する人


上手くいかなかった事で不幸になる人と、上手くいかなかった事を
通して心理的に成長する人がいます。

前者はただひたすら嘆き何もしない人。いや、多少は働きかけたの
かもしれませんが、適切な方法ではなかったのかもしれません。

または、見切りを付けるタイミングが早かっただけなのかもしれま
せんね。

後者は肯定的に解釈し、次のステップに繋げる事が出来る人。こ
ういう人は、上手くいかない事や上手くいかない人がいるのは当た
り前の事
だと、まず認識ができているのだと思います。

この事を理解した上で行動するのと、むやみやたらに行動するので
は結果に明らかな差が出ます。

それは、自分の気持ちに余裕が生まれるからです。

この余裕は、対象をいろいろな角度から眺める冷静さを与えてくれ
るので、肯定的な解釈を可能にするからです。

そして、余裕のある言動は他者に安心感を与え、必ず良い形で返っ
てきます。それが更に自分への自信に繋がるのです。






NO,016 今の自分を作っているのは誰か


本意ではない性格や、今の自分がなりたい自分とかけ離れていても、
人は自分でそうなるべく仕向けた人間なのです。

誰に頼まれたのではなく、好きで今の状態になっているという事で
す。多少なりとも影響はあったかもしれませんが、他人や環境のせ
いにすべきではありません。

「いやそんな事はない、自分は努力している。でも無理なんだ。」
と、諦めている人を見ると、「何を手放してでも、力の限りこの不
幸にしがみついてやる。」と、足掻いているように感じずにはいら
れません。

ご自分でもそんな自分を想像してみて下さい。それがいかに滑稽か
が理解できるはずです。

自分の置かれている状況に対して不満がある人にも、同じ事が言え
るのかもしれませんね。その状況はあなた自身が招いた事なのです。

さて、あなたはこれからの自分をどんな風に作っていくのですか?
そしてどんな環境に自分を置くつもりでいますか?






NO,017 他人を評価する怖さ

他人の嫌な所が見えると、その人はそういう人だというラベルを貼
って終わらせてしまう人がほとんどではないでしょうか。

その人の様々な言動に対する説明の全てを、そのラベル一つで済ま
せてしまうのです。

その後は、その人自身から判断せずにそのラベルからその人を憶測
し、判断してしまうようになります。そのうちそれが事実かのよう
記憶してしまうのです。

そう記憶した本人だけがそう思っているだけならまだ良いのですが、
人はそれを他の人にも話すので、話を聞いた人は事実だと思います。
曇った眼鏡を掛けさせられてしまう事が多くあるのです。

自分から見て評価される人と、その評価をし発言する人と、どちら
かが親しい立場、もしくは近い立場かによって受け止め方は変わる
ものですが、よほどの人でないとその場の雰囲気に呑まれやすいの
ではないでしょうか。

それがその職場であったなら職場全体の意志になってしまう事もあ
るのです。

人間は他者を評価するのが好きな生き物だと思います。もし自分も
他者を評価するなら、細心の注意を持ちたいものです。






NO,018 他人を責めるばかりの人


他人の行為の悪かった所ばかり見えて、良い所が見えなくなってし
まっている人なのだと思います。

自分を見る場合にも優れている点よりも、劣っている点の方に目が
いってしまうので、他人のそういう所にも敏感になっているのでし
ょう。

その弱さが逆に、こういった行動に出てしまう人なのです。

つまり、本当は劣等感で悩まされている人なのですが、他人からは
そう見られないので、風当たりを強く受けたり、避けられたりして
傷つき、悪循環になっている場合もあります。

自分の良い所が見えないので、他人の良い所も見えないのです。
自分を認められないので、他人も認めたくないのです。

劣等感というのは、価値の序列をする事で生まれるものです。優劣
を付けず、それぞれを認める事が出来れば、虚勢を張る必要はあり
ません。

自分がそうでなくても、それはそれで素晴らしいと認める事が出来
ます。他人の美点が自分の価値を脅かす事はないのです。

自信をつけさせる事が出来れば、また、認められている事が伝われ
ば、他人を責めるという行為を減らす事が出来ます

具体的には、まずどうしたら良いのでしょうか。

その人のしてくれた良かった行為に対し、はっきりと感謝の言葉
述べて下さい。「言わなくても分かるだろう。」と面倒くさがった
り、「今更…。」と恥かしがったりしてはいけません。

必ず改善されますので、ぜひ実践して頂きたいと思います。






NO,019 未熟な発言の多い人


それぞれの人の立場や考え方を思いやれないと、どんな事でも言え
る人間になれます。

本当は自分のやるべき仕事であったり、役割であったりするのに、
平気で人にやらせるような発言が出来る人、という意味ですが。

自分がサボっているので、人もサボっていると考える為、このよ
うな言動が出来るのだと思います。

または、何も知らない、何も分かっていない状態(=無知)である
と公言しているのと同然な訳で、間違いなく周囲の人間はそう解釈
している事でしょう。

問題は本人が気づいてない所にあります。

はっきり言ってあげる場合、実際にそういった発言が出た経緯をき
ちんと把握した上でないと、こちらも同じ事をする恐れがあるので
気を付ける必要があります。

その人の発言や行動の裏にどういった心理が隠されているか、つま
り根本的な原因を探らないと解決できないという事です。

逆に自分が未熟な発言と思われそうな場合ですが、例えば、協力を
求めたいなら原因を他に求めず、忙しいからとか、だれだれのせい
でなどと言わずに「自分には出来ない事であるから力を貸してほし
い。」といえば良いのです。

未熟な人間とは自分の未熟さを認められない人のことなのですから。






NO,020 人の気持ちを考えない人


考えないのではありません。考える心理的ゆとりがないのです。

他人の態度に傷つきやすく自分を守るので精一杯で、相手がなぜ
そのような事を言うのか、なぜそのような行動をとるのか理解でき
なくなっているのでしょう。

大袈裟に言えば、自分が攻撃されないように先に相手を攻撃してや
る、という意識が働く人なので、気が強そうな人物に多いと思いま
す。

その人の雰囲気に惑わされずに、こちらが落ち着いた態度を示し、
静かに言葉をかける事が出来れば、巻き込まれずに済みます。

あなたのちょっとした心がけ次第で、どちらも嫌な思いをせずに
済む
のです。そして状況は簡単に変化するのです。






NO,021 比較の動機 −−あなたの価値観はどこにありますか−−


今まで何度か他人との比較は不利益だという事を書いてきました。
しかし、問題は比較そのものではなく、比較の動機にあります。

他人に優越し、ちやほやされる事が動機で比較するのが悲劇なの
であって、自分を向上させる手段というのであれば有効だし、負
担にならないのです。

自分自身を発見した人は、やたらに他人を羨ましいと思いません。
たとえどんなにスゴイ人がいたとしてもこう考えるはずです。
「自分の進む方向にその人がいて、通過点に過ぎない。」と。

これを自覚し価値観が明確であるので、羨ましがったり不安になっ
たりする、そんな暇な時間はないのです。

人の持っているモノを何でも、物質、資質問わず欲しがる人は、自
分の価値観を持っていない人ではないでしょうか。

だから他人に左右されやすく、満たされる事がないのです。



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