NO,022 自分の考えが理解されないのはなぜか その4
NO,023 いくら言っても改善されない人には
NO,024 矛盾した前置きの効果
NO,025 まず自分で出来る事
送ったつもりのメッセージと、随分違った受け取り方をされる事が
あります。自分の意志が正確に伝わっていないという証拠です。
今まで紹介し、これからも紹介するであろう方法を習得する前に、
とても重要な事があります。
自分の語彙を増やし、自在に使えるようにしておく事です。
言葉はたくさん知っていて選べる方が良いと思いませんか?自分の
意図する事を正確に伝える確率が、グンと高くなるからです。
(あくまでも確率です。中には理解力の乏しい方もいますし、言葉
を尽くしても伝わらない場合もあります。)
逆に、相手の意図も正確に受け取れる力も備わります。相手の言
葉の足りない部分を補い、誤解を避ける事も出来ます。(私はこち
らの方が重要だと思います。)話の筋とは違う意味でその言葉が使
われているのかもしれませんから。
適切な言葉を適切なタイミングで言えれば、誤解が生じるのを減ら
す事が出来ます。人間関係の障害は、言葉が足りなかった為に起き
ている事がとても多いと思うのです。
では具体的にどうすれば語彙が増えるのでしょうか。
よく耳にするのが本を読みなさいという事です。でも、それよりも
もっと効果の高い方法があります。それは、文章を書くことです。
実際に使う立場にならないと、使える言葉は増えません。
NO,026 自分の苦労が報われない
NO,027 反感を買っている?
「自分の発言は絶対だ。」というような姿勢で発言する人がいます。
いえ、本人は無意識の場合が多いのですが、受け取る側がそう感じ
てしまう、というのが実際かもしれません。だからこそ悪循環にな
りやすく難しい問題なのですが…。
どちらにしろ言われた側が良い気持ちはしませんから、その人の弱
点といいますか、アラを探し始めます。するとこれでもかというく
らい出てくるのです。
恐ろしい事に最悪の場合ですと、誹謗中傷まで出てくる始末です。
そのうち何が正しいではなく、誰が正しいのかという話になります。
当然悪いのは相手という事ですよね。
双方が対立する関係になってしまい、お互いが言われた事を素直に
聞く気持ちになれません。どんなに正しい事を言っても、その人の
発言という事で聞く耳すら持ってもらえなくなります。
ますます関係は悪化するでしょう。
少しでも心当たりがあって、修復したいと思うなら、言いたい内容
の前にひとことふたことの前置きをするだけで、穏やかに進めら
れるし、きちんと話を聞いてもらえるようになります。
それから人づての注意や要望はいけません。あなたの発言を和らげ
る前置きを言っても、省かれる恐れがありますので。
NO,028 効果のある注意の仕方
NO,029 頼みごとの成否 その1
NO,030 頼みごとの成否 その2
NO,031 頼みごとの成否 その3
NO,032 頼みごとの成否 その4